異業種からタクシードライバーへと転職を考えている人も多いかもしれません。どのような職種にも言えることですが、メリットもあればデメリットもあるものです。そのためタクシードライバーへと転職を考えているのであれば、しっかりとデメリットまで把握しておく必要があります。
まず一つ目のデメリットとしてあげられることは、勤務形態により労働時間が長くなりやすいこと、昼夜逆転生活になりやすいことを頭に入れておきましょう。どのような会社に就職するのか、また勤務形態によっても異なるかもしれませんが、隔日勤務と呼ばれるタイプがあります。これは約1日、そして12時間ほど働いた後に、1日の残りが休み、また次の日も休みになり、朝から仕事をするということになります。感覚としては2日間働いたあと1日しっかり休むという感覚になるので、疲れが取れないと感じる人も多く、この勤務形態に自分が慣れるまでが大変になる人も多いものです。土日にしっかり休みがほしいという場合には日勤を選ぶと良いかもしれませんが、この形態であると日勤であるときと、隔日勤務を選ぶような働き方となります。休み方や働き方はある程度自由度が高いと言われているものの、実際には仕事に左右される面が多い仕事といえます。
タクシードライバーに転職するデメリットとして二つ目に挙げられることは、足腰に負担がかかる人が多いことです。タクシードライバーの仕事を思い出すと分かるかもしれませんが、多くの場合1日中車のシートに座っていることになります。座っているだけなら楽なのではないかと思う人も多いかもしれませんが、実はかなり足腰に負担がかかるものです。さらには運転を続けることで膝や肩なども痛みが生じるようになったり、運転をすることで目の疲れも蓄積し、適度に休憩があるとはいえ、体にはかなりの負担がかかることになるでしょう。
三つ目のデメリットとしては、お客さんと接することの大変さが挙げられます。これはタクシードライバーに限らずどのような職種でも言えることかもしれません。夜にお客さんを乗せた時には、酔っぱらっている人も多く、場合によっては絡まれたりすることがあるかもしれません。疲れがたまりすぎていれば事故につながる可能性もあり、うまくストレスを発散させる必要があるでしょう。お客さんと接することは楽しいこともあるかもしませんが、決して楽なことだけではないので、コミュニケーション能力も重要となります。