タクシードライバーへの転職についてアドバイス

タクシードライバーへの転職を考えている人へのアドバイスとして、この仕事にはいろいろなメリットがあります。特に一般的な会社員とはかなり異なっており、会社員から転職する人も多いというのはうなずけるところです。例えば、当たり前のことですがタクシードライバーの仕事は基本的に一人で行います。タクシー会社といえども会社ですから、そこには社長もいれば上司もいます。ですが、運転という仕事をしている最中は常に一人です。上司が仕事の仕方を細かく指導してくるようなことは一切ありませんし、言うことを聞かない部下の管理に悩まされるというようなことも一切ありません。そういう意味で、人間関係に悩まされることがないというアドバイスができます。

また、タクシードライバーの仕事はその多くが歩合給です。歩合給そのものは例えば営業職などであれば一般の会社員であっても経験したことのある人がいるかもしれませんが、そういう人は例外的でしょう。歩合給制というのは、売り上げのうち一定割合がそのまま自分の給料になるという仕組みです。もちろん月給制など固定給よりも歩合給のほうが明らかに良いというような短絡的な物の言い方をするつもりはありませんが、頑張った分がダイレクトに報われるというのはモチベーションが上がると考える人も多いでしょう。事実、いくら頑張ってもほとんど、あるいは全く報われないサービス残業などを嫌というほど経験した人などにはこのメリットがタクシードライバーへの転職の大きなポイントになるかもしれないとアドバイスすることができるでしょう。

タクシードライバーのメリットとして、会社員で言うところの定年がないという点も挙げられます。最近では65歳が定年になっている会社も多いかもしれませんが、まだまだ60歳が定年という会社もあるでしょう。しかし今では平均寿命は80歳程度はあり、会社員であれば定年後の生活を気にされる人も多いはずです。この点、タクシードライバーは60歳とか65歳になったからといって定年退職ということはなく、元気で運転できる限りはそれを超えても働き続けることができます。これは収入という点で大きいのはもちろんのこと、社会とのつながりを持ち続けることができるという点でも重要でしょう。言うまでもなくお客さんを安全に運ぶという観点から、運転が覚束なくなってくれば辞めざるを得ないということにはなりますが、それでも平均すれば75歳くらいまでは十分に勤務可能です。